ノスタルジックなひととき  「鴻池新田会所」  

執刀医の定期診察で 年に数回 大阪へ向かいます。
たいてい毎回 検査も診察も 予約時間より大幅に遅れるので
京都 から向かう私には1日仕事になり 病院 直行直帰でしたが
何回か通ううちに 知 らない町の景色にも なじんできて
駅から ごく近 い 町の中に 歴史を感 じさせる史跡 が
あることを知り いつか訪ねてみたいと思っていました。

今回の受診 は 検査も診察も これまでになく スムーズに進み
会計を終えたら まだ 正午過ぎだったので 今日こそは行こう!と
鴻池新田会所 (こうのいけしんでん かいしょ)
 国史跡 ・ 重要文化財
を訪ねてみました。

そもそも  
まったく知 らない町にある 「鴻池新田会所」 とは
いったい なんぞや?? まったく 知 りません。
東大阪の住宅地の中 、JRの高架線路のすぐそばながら
かなり広い敷地の中にあったのは ノスタルジー
郷愁を誘われるような佇まいの家屋や座敷 、
白壁の蔵 と さまざまな道具類 そして美しい庭園
町中に こんな史跡があったとは ・・・
田舎育ちの私には どこか なつかしさを覚えるような空間でした。

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表長屋門

~ パンフレットより ~
鴻池新田会所 は 江戸時代に 豪商 鴻池家が開発 した新田の
管理 ・ 運営を行った施設で 240年余りに亘って使われました。
新田では 小作農民が 主に米と綿を 栽培 しました。
江戸時代には 綿と その製品は この地方の主要な産物でした。
          (河内木綿 かわちもめん )


受付では 綿の種子が 無料で置かれていたし
敷地内で耕されていた場所 があったので
実際 そこで 綿花 を栽培されているのかもしれません。


米蔵や道具蔵では 会所の歴史資料 が パネル展示されています
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米蔵 の中は とてつもなく広い!
当時は 高い天井に届くほど 米俵が積み上げられて
いたのだろうな、などと想像がふくらみます


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圧倒的な存在感!の太い古木


広い道具蔵  さまざまな農具の実物 が展示されています
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本屋 に入ります
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本屋 土間  
高い天井と この太い梁 の空間 素晴らしい造り です!!

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座敷から眺める 見事な庭園


~ パンフレットより ~
本屋の広壮な土間と 高い梁 、 開放的で簡素な座敷
中庭に面して建ち並ぶ蔵 、米つき場 など
民家建築とは異なり
新田経営のなかで生み出された造作が特徴です



舟着き場跡 や 舟の展示 、朝日社 という お社も ありました。

蔵や本屋 から 手入れされた広い庭園 も歩き
ゆっくり じっくり 小1時間ほど見学させていただきました。
その間 10662平方メートルの敷地には
私以外には だれも 見学者はいなかったです。

執刀医の定期診察に来ることがなければ
この町を訪れることもなく
こんな素晴らしい史跡やその歴史に触れることもなかったはず。
知らない町で 良いひとときを過ごさせてもらいました。







この記事へのコメント

2019年04月04日 08:01
豪商の立派な家が残されているんですね
家の造りがすごい
今では手に入らない太い木材が使われ、庭も見事ですね
規模こそ違いますが、久御山の一口の山田家も同じように残され興味が湧く存在です
2019年04月04日 22:17
せきあさん
知らない町でどんな史跡なのかも
知らないまま訪れましたが
大変 味わい深い史跡でした。
東一口は行ったことがないのですが
山田家の門構えも立派なのですね。
今頃は桜満開なのかな?
新田会所や山田家のような
貴重な産業遺産はもっと注目されて
ほしいし 時代の象徴として 長く
後世に受け継いでもらいたいです。

画像データを誤って消去してしま
いましたが 新田会所の庭園から
本屋の座敷を眺める景色は
南禅寺近くの無鄰菴の庭で
母屋を眺める景色とそっくりでした。